昆虫が付いていない冬虫夏草

*昆虫が付いていない冬虫夏草とは*
冬虫夏草とは、冬眠する昆虫に寄生して冬の間に栄養分を吸収しながら菌糸を育て、暖かくなると発芽して地上に姿を見せる子嚢菌門バッカクキン科のキノコです。生態系では昆虫の異常発生を抑制する天敵で、世界中で約４００種類ほど発見されています。冬虫夏草の本場中国では、この貴重で希少なキノコは乱獲と環境破壊が原因でほぼ絶滅状態にあることから、漢方市場ではキロ当たり８００～1０００万円という高騰が続いています。したがって薬房や土産物売場、国内の冬虫夏草通販サイトでは雑多の品種や紛いもの（写真下）が氾濫、これを食べた人々からは「虫臭くて気持ち悪くなった」との苦情が増えています。

ところが２００２年には、昆虫の味も臭いもしない苦情が全くでない冬虫夏草の開発が進んでいて、日本では大規模栽培が成功していました。ＢＧＳ（株式会社ＢＧサイエンス）冬虫夏草（写真右下）は、昆虫が付いていない優れた冬虫夏草を日本国内で栽培し日本の市場に供給するプロジェクトです。大自然における優れた冬虫夏草の生態と合致するように、強靱な昆虫の養分と腐葉土の栄養成分、さらに大地のミネラルを添加した高栄養培地を開発して、１株１株をカップで発生させる安全安心の栽培方法（特許）で、天然ものを大きく凌ぐ強靱な冬虫夏草の栽培・収穫ができるようになりました。２００３年３月３０日に始まったこのプロジェクトは九州を中心として全国に１４カ所と、群を抜いて日本最大。最新のバイオテクノロジーと衛生的環境で育まれる冬虫夏草は「驚くほど強力」で、しかも「全く、あの嫌な虫の臭いがしない」と高い評価を得ています。
BGS冬虫夏草

*冬虫夏草の品質について*
冬虫夏草といえば、言わずと知れたチベットの大自然で穫れる冬虫夏草（前頁）のことですが、ほぼ絶滅して穫れなくなった現在、薬房や土産物売場で並んでいるのは、ほぼ全てが昆虫に菌を人工的に植え付けて発生させたもの（下写真）です。それでも、キロあたり６０～１００万円もしているから不思議です。では、冬虫夏草の善し悪しとは、どうすれば分かるのでしょうか？ハッキリ言って難しいですね。外見から見ればどれもこれも同じように見えますから、結局は、信頼できる業者から取るのが一番の方法です。だから「中国は冬虫夏草の本場だから良いものがあるだろう」という選び方は失敗を招くことになりますし、日本でも過大な広告宣伝に惑わされて悪しき物を買わされることも多いでしょう。

もう少し踏みこんで選ぶなら、どんな方法で生産しているかを確かめることです。栽培施設が身近にあって、気軽に見学できること。そして、無菌栽培や冷暖房で温度湿度管理をしていない自然型の栽培方法、すなわち、大自然と近い状態で栽培し立派に育っている冬虫夏草が上物だということです。なぜなら、この虫草菌は大自然に負けない、あるいは、大自然の虫草菌にきわめて近いということです。人工的に継代培養を繰り返して自然界と乖離（かいり）された虫草菌は栽培も過保護ですから、強い菌のパワーが失われてしまって食効も期待できません。そして完成（下）したのが、昆虫の付いてない冬虫夏草、あれは西暦２００２年のことでした。

組織紹介

公開者

　株式会社ＢＧサイエンス　[会社案内]
　代表取締役　川浪　雅　 [開発自伝]
　福岡市中央区荒戸１丁目３-２０
　TEL：０９２-７１７-３３０１
　FAX：０９２-７１７-３３００
　Mail：kinoko_110@yahoo.co.jp　

２００３年、日本で初めて冬虫夏草の大規模栽培に成功。菌床納入、栽培、販売、商品化について足掛け１６年間の普及実績。

昆虫が付いていない冬虫夏草｜ＢＧサイエンス
Copyright (C) 2005/03/01-Update2020/09/13
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*４５００年も続く冬虫夏草の評価*
多くの方々から「冬虫夏草とは何？」といった疑問を紐どきたいとき、その歴史を探ってみると実態がよく理解できます。冬虫夏草は４５００年前の中国古代から宗教と強いつながりがあり、前漢の時代（紀元前２０６～８年）に編纂された「史記」には、秦の始皇帝にまつわる歴史録のなかに冬虫夏草に関する史実が詳しく記載されています。
「冬虫夏草の歴史」を参考



新たに３サイトを公開します。上段は冬虫夏草の培養と栽培に関する特許、下段は冬虫夏草に関する驚異的に儲かる農業とその起業について解説。右アプリは話題の冬虫夏草の菌床３種の明細と価格や栽培指導、販路についての情報です。