冬虫夏草 | 古代 | 中世 | 近代 | 楊貴妃 |
天草楊貴妃伝説|島名由来 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
第6章 楊貴妃が愛した冬虫夏草 |
||
楊貴妃といえばまず思い浮かぶのが「絶世の美女」である。その美しさを支えたのが阿膠(あきょう)と茘枝(ライチ)と冬虫夏草だと言い伝えられている。 (冬虫夏草の歴史から検証⑧) 阿膠はコラーゲン、茘枝はビタミンCが豊富な南方の果実、冬虫夏草といえは漢族初代の皇帝である黄帝の昔(4500年前)から滋養強壮、不老長生に効果が高いとされ、秦の始皇帝など歴代の皇帝や皇族が重用したという天界の草(実はキノコ)である。 そして今日、天草市では天草(テンソウ)が話題の中心にある。伝説だった天草(テンサオ)が、楊貴妃が流れついたといわれる立の鼻(タテンハナ)の島人によって栽培され、楊貴妃が施したように、病に苦しむ多くの方々にきわめて廉価に配られるというのである。 天草(テンソウ)とは、楊貴妃を愛した天子(玄宗皇帝)が天使に採らせた天に生える草、皇帝の不老長生と楊貴妃の永遠の美を求めて、2人で愛用した神秘の薬草。王朝を傾け、いにしえの島人を救った天草(テンサオ)が、しかも、楊貴妃を語り伝える神話の郷(新和町)から予言の通りに萌えいづる。 この奇跡とも思える因縁の成り行きに、楊貴妃神話を知る関係者は驚きを隠せない。 伝説だと思っていたことが立の鼻の島人によって現実となる、いにしえ(古)の再現ともいえる島興し・街おこしが、新たなる天草神話の第1ページになるような予感さえしてくるのである。 |
第8章 楊貴妃が残した予言のとおりに |
||
楊貴妃が竜にくわえられて天に上るとき、懐にしまっていた袋を取りだして中の薬草を掴んで社の周りに捲き散らし、そしてここより天草が萌えいでて病に苦しむ人々を救うと、予言をしました。 この伝説を裏付けるように、天草から、冬虫夏草の地産地消プロジェクトが九州全域に広がり、そして山口県、広島県、さらに関西、関東地方にも広がっています。 楊貴妃に興味を抱いて天草を訪ね、漂着したといわれる立の鼻(タテンハナ)に立ち寄った大分県日田市のご婦人グループ。そして同じく、岬に佇んで悠久の思いをはせた有志たちの決意から3年。楊貴妃の優しい思いがあなたの地元に届くのも、もう間もなくかも知れません。 |
END | ||
筆者:川波連太郎 以上より資料抜粋加筆 「冬虫夏草の歴史(中世)」 「古事記」 「続日本記」 「冬虫夏草」 |