古代から「幻のキノコ」と呼ばれ、見つけた人が舞い上がって喜んだことから「舞茸」と名付けられたキノコ。その栄養豊かなマイタケが、食卓から消えようとしている。

マイタケ栽培

本格的マイタケ栽培
マイタケ(学名:Grifola frondosa)は担子菌門トンビマイタケ科のキノコで、食用として馴染み深いキノコです。温帯から温帯北部にかけて分布し、ブナ科樹木の古木根株に寄生して発芽する木材腐朽菌です。 
アメリカ・ニューヨークの癌検査機関が行った臨床試験では、マイタケの有する成分が乳癌患者の免疫システムを刺激する可能性が示され、免疫細胞を刺激(活性化)するという研究結果が発表されました。さらに、学術的人体研究でマイタケには、癌細胞の増殖を阻害しアポトーシスを誘導できることが示され、癌に対する潜在的な抗転移特性が有ることが示されました。その上に血糖降下作用を有し、抗酸化物質が含まれることも分かってきました。成分的にはまさしく、舞い上がって喜ぶキノコなのです。

マイタケの栽培環境
栽培温度:15~25℃ (最適/昼間23℃-夜間17℃)
栽培湿度:菌糸育成/70%  発芽/90% 育成/75~90%
栽培光線:直射日光は早朝のみ、暗いと白っぽく弱々しい
換気通気:換気は日に数回行う、夜間に緩やかな通気

自然環境で春栽培する場合(温暖地)は10月に予約、1~2月に菌床入荷して5月まで。秋栽培する場合は7月に予約し、10~11月に菌床入荷して2月まで。サイクルは、シイタケの場合とほぼ同じです。
栽培ハウスはシイタケ栽培と同じ形状で外部は断熱被覆フイルム貼り、栽培棚もシイタケ栽培と同じ形状とする。

マイタケ菌床の形状
寸法重量:φ9.5cm×L 400cm  W=1800 g(完熟時)
発生量 :生物添加率100%(乾燥原材料/900g)
◎2回収穫/初回発生は棚、2回目埋める/700g(商品換算)
◎2回収穫/初回2回とも棚発生/500g(商品換算)

マイタケ菌床の物流単位
梱包単位:8菌床/段ボール箱(16kg/箱)
箱装寸法:40cm×40cm×20cmH
積載単位:12,000菌床
輸送手段:保温コンテナ(40Fリーファ)

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マイタケの栽培
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